ある日、わたしは寝転がって天井を眺めていました。
小さな長方形が互い違いに連続して構成されていて・・・
天井の壁紙は、ようく見たら籠の編み目模様でした。

籠の編み目はそういえばとても美しいと思う。
そういえばというのは、普段身の回りにあまりにありふれて存在するので、「編み目」というものをまじまじと見つめることなどないからです。

調べてみると、編むという行為はものすごく古くて、縄文時代の遺跡から植物を編んで作った道具がたくさん出土しています。
縄や籠や敷物や魚をとる網、衣類。
・・・すごいなあ!
そして、受け継がれ発展して、現代までさまざまな美しい製品が生み出されています。
網代編をはじめ、四つ目編、六つ目編、ござ目、縄目。
編み方や色の組み合わせで柄を豊かに表現する。

こういう模様をキャンドルで表現できないものか。
そしてそのキャンドル、火を灯した時、どんなふうに見えるだろう。

籠編のロウソクを制作するのは、難しくもとても楽しい。
制作方法を考えるのは、編み目をほどくように。
そして、編み目を一つ一つ追いながら蝋を置いていく作業は、籠を編むように。

籠編のロウソクはトモスキャンドルクラフトの
【キャンドルクラフトコンテスト2013】に出品しました。
キャンドルクラフトコンテスト2013 出展作品